更新:1999年5月19日

第七回(99春)

インターネット 俳句 コンテスト
入賞発表

【審査員】

愛媛大学名誉教授 高橋信之 先生


金賞 青麦の世界を列車すれちがふ/北京・川畑 保

銀賞 花びら浮かぶ水門へ潮上がり来る/名古屋・古田けいじ

銅賞 ハンケチを春満月の海に干す/東京・石橋俊行


■高橋信之先生特選10句■

★郭公や阿蘇SLの遠汽笛         福岡・西野研一

★春昼や弧を描きつつ渡し舟       東京・島村和良

★汽車に寝てふるさとにあり若緑     川崎・脇本柾木

★柳絮とび新たないのち出づるとこ    横浜・安西さゆり

★白蝶の高く飛び青空の近くなる     松山・有吉孝史

★新鮮に庭切るつばめ同じ向き      岡山・森 隆博

★紙飛行機横切る風の光りけり 攝津・堀佐夜子

★入学の子に青空の新たなる       津山・渡邉道朗

★しゃぼん玉追ふ子は皆手を空へ     横浜・神谷和子

★囀りや空の余白にたかまりぬ      茅ヶ崎・阪本登美子 ■高橋信之先生入選20句■

★睫毛長い幼児に梅膨らみて       仙台・東 サク

★窓開けてそのままにして春の月     東京・原 小繭

★普陀落の海あおあおと初鰹       福岡・西野研一

★宴果てし厨の窓に春の星        横浜・山口紹子

★たんぽぽやころがって来る紙コップ   京都・小松倫子

★空色の風船部屋で天を突く       桐生・大谷亜紀子

★鯉幟風起つ前の丸い口         愛媛・相原弘子

★新緑に窓開け放ちアクセル踏む     高知・河野裕明

★口笛で選ぶネクタイ春の色       流山・江田 晋

★花の雲見下ろす山の上に佇ち      横浜・神谷和子

★下校する児らのひとむれ花吹雪     松山・しまやふゆひと

★菜の花の大きく揺れて右カーブ     横浜・安西さゆり

★花辛夷空に遮る物も無し        相模原・建川 茂

★梅林の香りの中へバス止まる      松山・野上哲斉

★遠足の山から声の下りてくる      松山・藤田洋子

★ゆく春は大河の如くゆるやかに   京都・野田ゆたか

★ブランコの子が浮き上がり天にある   愛媛・鳩崎良一

★この苗を育む決意春立ちぬ       ロス・林 緑丘

★春の日や不器男の里の児童の瞳     愛媛・吉田 晃

★クロッカス庭に光のみちあふれ 川西・上出真佐子 ■佳作16句■ ☆少年は片耳ピアス風光る        流山・江田 晋

☆幼子のれんげのかんざし花嫁ごっこ   広島・中村花乱

☆麦秋や行乞僧の眉濃ゆく        愛媛・城本三舟

☆是か非かと問うはむなしき春の夜    埼玉・富倉祐子

☆春騒や擬似海底の市場蟹        千葉・前野一夫

☆葱坊主人に遭いたくなりにけり     埼玉・佐藤貴白草

☆今日咲くは君在りし日の桜かな     静岡・岩田ろん

☆おつかいの仕上げにこっそり摘むきのめ 千葉・中川樗枝

☆春はやて狂言の声はうち勝ちぬ     神戸・木下資一

☆春惜しむ苔と花片の色模様       京都・人見忠雄

☆鋸目より山匂ひ立つ初音かな      津山・落合澄朝

☆少し咲かせてこでまり無風に揺れ    川崎・紫苑 恵

☆友達のすぐできる吾子入学す      和歌山・米澤百子

☆転んでも泣かぬ子の手に雛あられ    東京・山田博史

☆散る花の香に泳ぎてや春ぞゆく     土浦・寺井嘉哉

☆ひと吹きでパッと一面桜道       郡山・ミヤモトアユミ



第7回(99夏)
★★インターネット俳句コンテスト★★
作品募集

どうぞ投句箱へ

【締切】
★7月31日

【審査員】
★高橋信之(愛媛大学名誉教授)

【発表】
★8月20日
★インターネット俳句コンテストのホームページ
  (http://www.gfi-net.co.jp/haiku/)


第1回(97秋)入賞作品

第2回(98冬)入賞作品

第3回(98春)入賞作品

第4回(98夏)入賞作品

第5回(98秋)入賞作品

第6回(99冬)入賞作品


株式会社 四国インターネット

インターネット俳句コンテスト実行委員会

hatozaki@gfi-net.co.jp